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POSTED | 2025.03.09

CATEGORY | 快適睡眠の方法

寝具の手入れ、どれくらいの頻度が正解?布団・マットレスのお手入れガイド

1. はじめに

「布団やマットレス、どれくらいの頻度で手入れしていますか?」

実は、寝具の手入れ不足は、快適な睡眠を妨げる大きな原因の一つ です。

ホコリやダニの蓄積、湿気によるカビの発生、マットレスのへたりなど、寝具のメンテナンスを怠るとアレルギーや睡眠の質の低下につながることも。

今回は、布団やマットレスのお手入れの適切な頻度と正しい方法について詳しく解説します。

2. 布団のお手入れ頻度と方法

「布団はどれくらいの頻度で手入れすればいいの?」

●布団の天日干し・陰干しの目安と洗濯頻度(中材による違い)

 ○木綿わた布団

  ・洗濯頻度:年に1回程度が理想的ではあるが、頻繁な洗濯は綿の油分をなくす。

  ・理由:吸湿性が高く、汗や湿気を吸いやすいですが、乾燥には時間がかかるため、定期的な洗濯が必要です。

  ・注意点:洗濯後はしっかり乾燥させないとカビの原因になります。普段は週12回天日干しを行いましょう。

 ○合繊わた布団(ポリエステルなど)

  ・洗濯頻度: 36ヶ月に1回程度。

  ・理由: 軽量で乾きやすいため、比較的頻繁に洗濯可能です。

  ・注意点: 40℃以下の水温で洗い、中性洗剤を使用してください。普段は軽く干すだけで十分です。

 ○羊毛布団

  ・洗濯頻度: 1年に1回程度。

  ・理由: 吸湿性・放湿性に優れていますが、頻繁な洗濯は素材を傷める可能性があります。

  ・注意点: 普段は週1回風通しの良い日陰で干し、月1回程度天日干しすることで清潔を保てます。

 ○羽毛布団

  ・洗濯頻度: 34年に1回(寝具専門店での丸洗い推奨)。

  ・理由: 頻繁な洗濯は羽毛のかさ高や保温性を損なう可能性があるため、基本的には毎年の洗濯は避けるべきです。

  ・注意点: 月12回程度陰干しを行い、普段はカバーをこまめに洗うことで清潔さを維持します。

※家庭で洗えるタイプの布団もあるが、寝具専門店に依頼することで型崩れや素材の劣化を防げる。

 

●布団の収納時の注意

 ・収納前にしっかり乾燥させるのが必須。

 ・除湿シートや防虫剤を使い、湿気やダニ対策を忘れずに。

 ・圧縮袋の使用は短期間ならOKだが、長期間の圧縮は布団のへたりの原因になるため注意。※羽毛布団は使用不可

3. マットレスのお手入れ頻度と方法

「マットレスも定期的なケアが必要?」

●マットレスのローテーション(向きの変更)

 ・3~6ヶ月に1回、上下・左右を入れ替える。

 ・偏ったへたりを防ぎ、長持ちさせる効果あり。

 ・両面使えるマットレスなら「上下+裏表の4パターン」でローテーション。

●マットレスの陰干し・湿気対策

 ・月に1回程度、立てかけて陰干しをする。

 ・マットレスの下にすのこを敷くと、通気性がよくなり湿気対策に◎。

 ・除湿シートや布団乾燥機を併用するとより効果的。

●マットレスカバー・シーツの洗濯

 ・最低でも週1回、できれば3~4日に1回洗うのが理想。

 ・汗や皮脂の蓄積を防ぎ、清潔な寝環境を維持。

 ・季節によって素材を変えると、快適な睡眠が得られる。

4. 季節ごとの寝具メンテナンスのポイント

「季節ごとにメンテナンスのポイントが変わる?」

●春・秋:湿気対策を徹底

 ・梅雨前や秋雨の時期は湿気が多く、カビやダニが増えやすい。

 ・除湿シートや布団乾燥機を活用し、しっかり乾燥させる。

●夏:汗対策をしっかり

 ・汗を吸収しやすい敷きパッドやシーツを活用。

 ・汗のニオイ対策として、こまめな洗濯が重要。

●冬:保温性の維持とダニ対策

 ・羽毛布団は放湿性に優れているが、湿気が溜まると保温性が下がるので時々陰干しを。

 ・ダニは暖房の影響で繁殖しやすくなるため、定期的に掃除機をかける。

季節に応じたケアを行うことで、快適な睡眠環境を一年中キープできます。

5. よくある寝具メンテナンスの誤解

「やりがちだけど間違っているお手入れ方法とは?」

●布団は干せばOKと思っている

 ・天日干しだけではダニを完全に除去できない。

 ・布団乾燥機や布団掃除機を併用するのがベスト。

●マットレスの手入れは不要だと思っている

 ・マットレスは長期間使用するものなので、湿気対策が必要。

 ・へたりやカビの予防には、定期的なローテーションと陰干しが重要。

●布団カバーやシーツをあまり洗わない

 ・目に見えなくても、汗や皮脂は蓄積する。

 ・シーツや枕カバーをこまめに洗うことで、寝具全体を清潔に保てる。

正しいメンテナンスを知ることで、寝具の寿命を延ばし、快適な睡眠を確保できます。

まとめ

寝具の手入れは、適切な頻度で行うことで清潔で快適な睡眠環境を維持できます。

布団の手入れは中材によって方法を変える(天日干し・陰干しの使い分け)

洗濯は寝具専門店に依頼することで、長持ちさせることができる

マットレスはローテーション・陰干し・カバー洗濯をこまめに行う

季節ごとの湿気・ダニ対策を意識すると快適な眠りをキープできる

「眠りのお店志なのや」では、寝具の正しいお手入れ方法についてもアドバイスを行っています。

寝具のお手入れについてお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください!

 

この記事は「睡眠環境・寝具指導士」「睡眠改善インストラクター」「ムートンマイスター」の株式会社志なのや代表取締役・志なのや五代目の笹原誠が書きました。

 

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