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POSTED | 2026.04.02

CATEGORY | 快適睡眠の方法

寝返りの回数が減っていませんか?筋力が衰え始める60代に必要な寝具の条件

こんにちは。上越市の寝具専門店「眠りのお店志なのや」5代目、笹原誠です。

突然ですが、こんなことを感じたことはありませんか。

「昔は朝までぐっすり眠れていたのに、最近は夜中に何度も目が覚める」

「朝起きると、体のあちこちがこわばっている」

「寝た気がしない日が増えてきた」

60代に入ってから、こうした変化を感じ始めた方は少なくないと思います。「年のせいだから仕方ない」と思っていませんか?

実は、その原因のひとつが「寝返りの減少」にあるかもしれません。そしてその寝返りの減少に、今お使いの寝具が深く関わっていることがあるんです。

今日は、60代から変わってくる体と寝具の関係について、じっくりお話しします。


① 寝返りは「眠りの質」を支える、大切な体の働きです

まず、寝返りがなぜ大切なのかをお伝えします。

寝返りには、実はとても重要な役割があります。ひとつは、体の特定の部分に集中した圧力を分散させることです。同じ姿勢で長時間寝ていると、肩や腰、背中など体重のかかる部分の血流が滞ってきます。寝返りを打つことで、この圧力が移動して血流が回復する。これを一晩中、無意識に繰り返しているんです。

もうひとつは、体温の調整です。寝ている間、体は熱を外に逃がしながら深部体温を下げていきます。寝返りによって敷き寝具と体の接触面が変わり、蓄積した熱や湿気を逃がして体温調整を助けています。

さらに、脊椎まわりの筋肉や関節への刺激という役割もあります。寝返りという動きが、眠っている間の筋肉や関節の「適度な運動」になっているんです。

健康な成人が一晩に打つ寝返りの回数は、20〜30回程度といわれています。この寝返りが減ってくると、圧力の分散が不十分になり、血流の滞りが起きやすくなる。朝の体のこわばりや、眠りの浅さ、夜中の目覚めにつながっていきます。


② 60代から、寝返りが減りやすくなる理由

では、なぜ60代になると寝返りが減りやすくなるのでしょうか。

大きな理由のひとつが、筋力の低下です。

寝返りは、意識せずに自然にできているように感じますが、実際には体幹や腕、脚の筋肉を使う動作です。若いころは十分な筋力があるため、無意識にスムーズに寝返りが打てていました。ところが60代になると、筋肉量が徐々に減少してきます。筋肉とは「動かす力の源」ですから、筋肉量が減るということは、体を動かす力そのものが弱くなるということです。若いころは何の意識もなくスムーズにできていた寝返りという動作も、その力の源が少なくなることで、無意識のうちに回数が減っていくんです。

もうひとつの理由が、関節の柔軟性の低下です。股関節や肩関節の可動域が狭くなると、寝返りという動作そのものがしにくくなってきます。

そして見落とされがちなのが、寝具との関係です。筋力や柔軟性が落ちてきたときに、寝具が「寝返りを助ける」設計になっているかどうかで、実際の寝返り回数が大きく変わってきます。体側の力が少し弱くなってきたからこそ、寝具側がしっかりサポートしてあげる必要があるんです。


③ 「寝返りを助ける寝具」と「寝返りを妨げる寝具」の違い

では、寝具のどんな特性が寝返りに影響するのでしょうか。

寝返りを妨げやすい寝具の特徴として代表的なのが、「沈み込みすぎる」素材です。柔らかすぎるマットレスや長年使って凹んでしまった敷き布団は、体がその凹みにはまり込んだ状態になります。体を動かそうとするたびに凹みから抜け出す力が必要になるため、筋力が落ちてきた60代の体には大きな負担です。結果として、無意識のうちに寝返りを避けるようになってしまいます。

逆に硬すぎる寝具も、寝返りを妨げる原因になります。体の出っ張った部分に圧力が集中して痛みや不快感が生じると、その刺激で眠りが浅くなり、体を動かすエネルギーが消耗してしまいます。

寝返りを助ける寝具の条件は、大きく2つあります。ひとつは「適切な反発力」です。体が沈み込んだとき、自然に押し返してくれる力があると、寝返りがスムーズになります。もうひとつは「体圧の分散」です。体の凸凹をやさしく受け止めて圧力を分散させることで、特定の部分の不快感をなくし、体が動きやすい状態を保てます。

この2つが揃った寝具であれば、少ない筋力でもスムーズに寝返りが打てるようになります。


④ 「今の寝具で寝返りできているか」を確認するチェックポイント

自分の寝返りが十分かどうか、今の寝具が合っているかどうかを確認するヒントをお伝えします。

✔ 朝起きると、ずっと同じ姿勢で寝ていたと感じる・・・ 寝返りが少ない、あるいはほとんど打てていないサインです。

✔ 決まった部分(腰・肩・背中など)がいつも痛い・こわばっている・・・その部分に圧力が集中したまま、長時間過ごしている可能性があります。

✔ 夜中に何度も目が覚める・・・ 血流の滞りや体温調整がうまくできていないために、眠りが浅くなっているかもしれません。

✔ 今の敷き寝具が体の形に合わせて凹んでいる・・・凹みに体がはまり込んで、寝返りの妨げになっています。買い替えのサインです。

✔ 敷き寝具を10年以上使っている・・・ 見た目は変わらなくても、内部の素材は劣化しています。反発力や体圧分散の機能が大きく落ちている可能性があります。

✔ 起き上がるときに「よいしょ」と力が必要になってきた・・・ 沈み込みすぎや反発力の不足が、起き上がる動作にまで影響している状態です。


⑤ 60代の体に寝具が合っているかどうかは、「起きたときの体」が教えてくれます

最後に、とてもシンプルな判断基準をお伝えします。

今の寝具が体に合っているかどうかを知る、一番正直な方法。それは、毎朝起きたときの体の状態を観察することです。

寝具が体に合っていて、しっかり寝返りが打てている朝は、体が比較的すっきりしています。特定の部分のこわばりが少なく、起き上がりがスムーズです。

反対に、寝具が合っていなくて寝返りが十分に打てていない朝は、体のあちこちがこわばっていて、起き上がるのに時間がかかります。「また昨日と同じだ」という感覚が続くなら、それは体からのはっきりしたサインです。

60代は、毎朝の体のこわばりや眠りの浅さを通じて、「何かが変わってきた」と感じ始める年代でもあります。「昔はこんなじゃなかったのに」「年のせいかな」と思いながらも、どこかで「寝具のせいかもしれない」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

その感覚は、正しいと思います。体が正直に教えてくれているサインです。

何年も同じ寝具を使い続けているうちに、寝具の側が少しずつ変化し、いつの間にか今の体に合わなくなっている。そのことに、毎朝の体が気づき始めているんです。「こんなものだ」と諦める必要はありません。寝具を見直すことで、変えられることがあります。


まとめ

60代は筋力や関節の柔軟性が少しずつ変化してくる年代です。だからこそ、寝具が「体の変化をしっかりサポートしてくれるもの」になっているかどうかが、若いころ以上に大切になってきます。

ポイントを整理するとこうなります。

●寝返りは血流の維持・体温調整・筋肉への刺激という大切な役割を担っている

●60代は筋力・柔軟性の低下から、寝返りが減りやすくなる

●沈み込みすぎる寝具・硬すぎる寝具はどちらも寝返りを妨げる

●「適切な反発力」と「体圧分散」の2つが、寝返りを助ける寝具の条件

●毎朝の体の状態が、今の寝具が合っているかどうかを正直に教えてくれる

「最近、眠りが浅くなってきた」「朝の体のこわばりが気になる」「そういえば、今の寝具をいつ買ったか覚えていない」……そんな方は、ぜひ一度、今お使いの寝具を見直すきっかけにしてみてください。

志なのやでは、実際に体を横にしていただきながら、今の体にどんな敷き寝具が合っているかを一緒に確認することができます。「相談するほどのことかな」と思わずに、どうぞお気軽にお声がけください。その一歩が、毎朝の体の軽さにつながるかもしれません。

お電話でも、お問い合わせフォームからでも、直接のご来店でも、いつでもお待ちしております。


この記事は「睡眠環境・寝具指導士」「睡眠改善インストラクター」「ムートンマイスター」の株式会社志なのや代表取締役・志なのや五代目の笹原誠が書きました。

眠りのお店志なのやでは、お一人おひとりの体に合わせた敷き寝具選びや枕選びの無料相談会を行っています。事前予約制で約60分ほどのお時間のご予約をいただいています。「マットレス」「敷き布団」「枕」など睡眠に関するご相談も承っています。

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