BLOG睡眠改善ブログ
POSTED | 2026.03.26
CATEGORY | 敷き寝具
「枕を変えても肩こりが治らない方へ。実は原因は「敷き寝具」にあるかもしれません」

こんにちは。上越市の寝具専門店「眠りのお店志なのや」5代目、笹原誠です。
「枕を何度変えても、肩こりが治らないんです……」
これは、お店にご相談にいらっしゃるお客様から、本当によく聞く言葉です。
肩こりや首のこりで悩んでいる方が、まず最初に疑うのは「枕」ですよね。それはある意味、正しい考え方です。枕が合っていなければ、首や肩に負担がかかることは確かにあります。
でも、枕を変えても改善しない場合、もうひとつ見直していただきたい場所があります。
それが、敷き寝具です。
「えっ、敷き寝具と肩こりが関係あるの?」と思われた方、ぜひ今日の話を最後まで読んでみてください。長年この仕事をしてきた中で、「敷き寝具を見直したら肩こりが楽になった」というお客様に、数えきれないほど出会ってきました。その理由を、今日は丁寧にお伝えします。
① 枕だけを疑っていては、解決しない理由
肩こりと枕の関係を考えるとき、多くの方が「枕の高さが合っていないから首に負担がかかる」というイメージを持っています。それは間違いではありません。
でも、ここで少し立ち止まって考えてみてください。
枕は、頭と首を支えるものです。でも肩から下の体全体を支えているのは、枕ではなく敷き寝具です。敷き寝具の上に体が横たわり、その上に枕があって、その上に頭がのっている。つまり、枕の「土台」になっているのが敷き寝具なんです。
土台が安定していなければ、その上にいくら良い枕を置いても、体全体のバランスは整いません。
たとえばこんな状況を想像してみてください。硬すぎる敷き寝具の上に横向きで寝ると、肩の出っ張った部分がマットレスに押しつぶされて、肩が上に押し上げられます。すると首が横に曲がった状態になり、どんなに枕の高さを調整しても、首と肩のラインが真っすぐに保てなくなります。
逆に柔らかすぎる敷き寝具では、腰や背中が深く沈み込んで体全体が歪み、その歪みが首や肩の緊張となって現れます。
どちらの場合も、枕を変えるだけでは根本的な解決にはならないんです。
② 「横向き寝」と肩こりの、深い関係
50代を過ぎると、横向きで眠る時間が長くなる方が増えてきます。仰向けで寝ていると腰や背中が痛くなる、いびきをかかないようにしたい、など理由はさまざまです。
この「横向き寝」のときに、肩への負担が集中しやすいことをご存知でしょうか。
横向きで寝たとき、体重を受け止めているのは主に肩と腰骨のあたりです。敷き寝具がこの出っ張った部分を「受け止めてくれる柔軟性」を持っていないと、肩が押しつぶされた状態で一晩中過ごすことになります。
押しつぶされた肩は、血流が滞ります。筋肉への酸素供給が滞ったまま何時間も続けば、朝起きたときに肩がこわばっているのは当然のことです。
「朝、起きると決まって左肩(右肩)だけが痛い」という方は、いつも同じ方向を下にして横向きで眠っている可能性があります。そしてその下になっている肩が、敷き寝具に圧迫され続けているサインかもしれません。
③ 敷き寝具が肩こりに影響する、具体的なしくみ
では、敷き寝具が肩こりを引き起こすしくみを、もう少し具体的に説明しますね。
●硬すぎる場合、肩の出っ張り部分への圧力が逃げ場をなくして一点に集中します。横向きで寝ると肩が押しつぶされ、その状態をかばおうと筋肉が緊張し続けます。これが肩こりの直接的な原因になります。
●劣化して凹んでいる場合、体が沈み込んだ部分と出っ張った部分でアンバランスな支えになります。特に肩まわりが不安定な状態になると、体を安定させようと無意識に筋肉に力が入り続けます。
●柔らかすぎる場合、腰が深く沈み込んで背骨全体が歪み、その緊張が首・肩のこりとして現れます。腰は痛くなくても、肩だけがこる……そういう方に、このパターンが多く見られます。
どのケースにも共通しているのは、「体が正しい姿勢で支えられていない」ということです。枕はその姿勢の「仕上げ」をするものであって、体全体の姿勢そのものは敷き寝具が作っているんです。
④ こんな症状が出ていたら、敷き寝具を見直すサインかもしれません
「自分がそのケースかどうか、どうやって判断すればいいの?」という方のために、チェックポイントをお伝えします。
✔ 枕を何度変えても、肩こりや首のこりが改善しない これがまさに今日の話の入り口です。枕ではなく、敷き寝具に原因がある可能性が高いです。
✔ 朝起きると、決まって片方の肩だけが痛い 同じ方向を下にして横向きで寝ている可能性があります。その肩が圧迫され続けているサインです。
✔ 横向きで寝ると肩が痛くて、長く続けられない 敷き寝具の表面に、肩の出っ張りを受け止める柔軟性が足りていない状態です。
✔ 今の敷き寝具を10年以上使っている 素材の劣化が進んでいて、本来の体圧分散の機能が失われている可能性があります。見た目は普通でも、中の素材はかなり変化しています。
✔ ホテルのベッドで寝ると、肩が楽だった ホテルのマットレスは一般的に「表面に柔軟性があり、体の凸凹をうまく受け止める」設計のものが多いです。自宅との差を体が教えてくれているサインかもしれません。
一つでも当てはまるものがあった方は、ぜひ敷き寝具の見直しを検討してみてください。
⑤ 敷き寝具の「体圧分散」が、肩こりを遠ざける
では、肩こりを防ぐために敷き寝具に求めたい機能とは何か。それが「体圧分散」という考え方です。
体圧分散とは、体の特定の部分に圧力が集中しないよう、体全体に圧力をバランスよく分散させることです。肩や腰など骨が出っ張った部分は適度に沈み込んで圧力を受け止め、背中や太もものような広い面積の部分はしっかり支える。このバランスが取れた敷き寝具であれば、横向きで寝ても肩が圧迫されにくくなります。
志なのやでもお取り扱いしているムートンシーツは、この体圧分散という点でとても優れた素材です。羊毛の繊維が体の凸凹に沿って自然に変形し、一点への圧力集中を防いでくれます。横向きで寝たときに肩がすっと沈み込んで受け止められる感覚は、体験していただいた方が皆さん驚かれます。
ただ、ムートンシーツに限らず、大切なのは「自分の体の形と寝方に合った敷き寝具かどうか」です。体格や体重、いつもの寝姿勢によって、最適な敷き寝具は一人ひとり違います。
まとめ
「枕を変えても肩こりが治らない」という方に、今日お伝えしたかったことはひとつです。
枕の下にある「敷き寝具」こそ、体全体の姿勢を作る土台です。
土台が体に合っていなければ、その上に何を置いても体のバランスは整いません。肩への圧力集中、横向き寝での圧迫、素材の劣化による歪み……こうした問題は、敷き寝具を見直すことで改善できることが少なくありません。
ポイントをまとめるとこうなります。
●枕は「仕上げ」であって、体全体の姿勢を作るのは敷き寝具
●横向き寝で肩が圧迫されると、血流が滞って肩こりの原因になる
●硬すぎ・柔らかすぎ・劣化、どれも体圧分散を妨げる
●体の凸凹にフィットする「体圧分散」が肩こりを遠ざける鍵
●最適な敷き寝具は体格や寝姿勢によって一人ひとり異なる
「自分の肩こりが枕のせいなのか、敷き寝具のせいなのか、正直わからない」という方、ぜひ一度志なのやにご相談ください。実際に体を横にしていただいて、今の体にどんな敷き寝具が合っているかを一緒に確認することができます。
枕と敷き寝具をセットで考えることが、長年悩んできた肩こりを改善する一番の近道になることが、本当によくあります。「相談するほどでもないかな……」なんてご遠慮はいりません。その一歩が、毎朝の体の軽さにつながるかもしれないのですから。
お電話でも、お問い合わせフォームからでも、直接のご来店でも、どうぞいつでもお声がけください。
この記事は「睡眠環境・寝具指導士」「睡眠改善インストラクター」「ムートンマイスター」の株式会社志なのや代表取締役・志なのや五代目の笹原誠が書きました。
眠りのお店志なのやでは、お一人おひとりの体に合わせた敷き寝具選びや枕選びの無料相談会を行っています。事前予約制で約60分ほどのお時間のご予約をいただいています。「マットレス」「敷き布団」「枕」など睡眠に関するご相談も承っています。
ご相談のご予約はこちらの 「眠りの無料相談予約」 からお願いします。(文字の上をクリックしてください。)
人生を変える眠りのお店 志なのや/新潟県上越市下門前907-2
営業時間:午前10時〜午後6時30分/水曜定休日
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