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POSTED | 2014.06.16

CATEGORY | 枕のこと

昨日も、オーダーメイド枕とお布団のお手入れの日。

昨日、日曜の朝は落ち着いたスタートで、ワールドカップの初戦日本は勝つのかな〜と気にして過ごしていると(仕事中ですので、けっしてテレビは見ていませんでした(^^)。)、お昼頃からお客様がポツポツご来店くださいました。

「羽毛ふとんのお手入れ診断の方」や「オーダーメイド枕をお求めの方」、「枕のご相談の方」、「再調整の方」などが重なってご来店くださいました。

 

一時、重なり過ぎたので、再調整のお客様には時間をずらして再度ご来店をお願いしました。お客様にはご迷惑をお掛けして、本当に申し訳ありませんでした。

 

羽毛ふとんのお手入れ診断の場合は、専用の診断器で布団の中身(羽毛)を取り出して、お客様と一緒に状態を確認します。

「この診断器が優れものです!!」

「この診断器が優れもので、新潟市秋葉区のふとんの新保さんの先代社長さんの発明品です。」

画像は羽毛を吸い出したところですが、羽毛の状態が一目で分かります。

 

布団の側生地に入った状態ではふっくらしていても、診断器で中身を確認するとダウン(羽毛)がバラバラに千切れていることが結構あります。

 

これはカサを出すために羽毛を適量以上に充填して販売していた商品に多くみられる傾向です。

 

仕立て直しの時に吸い出した羽毛の量を計測しますが、布団に付いている品質ラベルの表示以上に充填されていることがあるんです。

 

「ん?それって、中身が表示よりも多く入っていたら、得なんじゃないの ? ? ? 」

と思われるかもしれませんが、それは、表示通りの中身が入っていた場合の話です。

 

高品質・最高級レベル・などと販売の時に言っていたのに、表示以上に充填しているという事は表示通りの量ではカサが出ないという事です。

 

カサが出ないような羽毛を、さも高品質のように偽るので目方を増やしてカサを出しているんです。

 

羽毛の品質も、ポーランド産といってもグレードがいろいろありますので、品質ラベルだけでは見分けられないのが難しいところです。

 

で、羽毛診断の話です。カサがあるように見えても診断器で取り出すと千切れてボロボロの羽毛ばかりなのは、未成熟の水鳥の羽毛か、暖かい地域で育った水鳥の羽毛か、どっちにしろ元々パワーが弱くて耐久性の低い羽毛を適量以上に充填していた可能性が高かったことが考えられます。

(または、玉ダウン化して羽毛同士が絡み合ってしまっているものが中心となって、カサ高を形成していることもあります。)

 

そんな場合は正直に現状をお客様にお話して、お持ちいただいた羽毛ふとんをどうするかご相談をさせていただいています。

 

長年使っていて、なんだかこの頃温かくないな〜?と思われていたら、ぜひ一度羽毛診断にお持ちください。

診断無料ですのでお気軽にお持ちください。お問い合わせはこちら→0120−210−805です。

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