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POSTED | 2020.10.19

CATEGORY | 掛け寝具

ポリエステルの側生地を使った羽毛布団

これからの時期に欠かせないのが羽毛布団です。軽くてあったかい、冬の時期に大活躍してくれる掛布団ですが、この羽毛布団、いろんな価格の製品が販売されています。

 

極端な値段だと一万円台の商品も販売されています!

 

一万円台の羽毛布団というと布団の中に詰めてある羽毛の量が少なかったり、鳥の種類がダックだったりすることが殆どですが、もう一つの特徴として側生地にポリエステルが使われていることが多くあります。

 

中にはポリエステル100%なんていう側生地の場合もあります。

 

ポリエステルは合成繊維といわれるもので、人工的に作られた繊維です。一般的に使われていますが、メリットとデメリットがあります。

 

メリットとしては、耐久性が高い・軽い・カビや虫害を受けにくい、といった点があります。

反対にデメリットは、静電気がおきやすい・汚れを吸着しやすい・吸湿性が低い、といった点があります。

 

このデメリットを見るとどれも気になるのですが、中でも「吸湿性が低い」という点は、寝具として使用するには寝汗をかいた時の布団の中の湿度調節の面からも、ちょっと気になる要素であります。

 

そういったことを考えると、流石にポリエステル100%の側生地を使用した羽毛布団はお薦めは出来ないのが正直な気持ちです。

 

軽さを出すために若干のポリエステルを使用して、綿やテンセル(リヨセル)といった繊維と織り交ぜて作られた側生地の場合などもありますので、購入される場合はそういった点も気にして羽毛布団を選んでみてください。

 

どんな生地があって、それはどんな特徴があるのか、分からない時は専門店で聞くことが一番ですのでお気軽にお尋ねください。お待ちしています。

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