婚礼布団って意味あるの?って娘に言われました。買うべきでしょうか?

大切に育ててきたお嬢さんのご結婚、おめでとうございます!!

親御さんはご結婚が決まって、嬉しいやら寂しいやらの心境かと思います。

 

結婚に向けていろいろと準備が進むなか、「嫁入り道具」の用意、特に“お布団”は何を持たせたらいいのか?

この道30年のプロの目からみた「持たせて喜ばれる婚礼布団」をご紹介します。

 

「若い娘さんは、『布団なんてなんでもいい』と、簡単に考えがちです」

 

昔々の昭和の時代、婚礼布団というとその家のおばあちゃんやお母さんが仕切っていました。

「普段用布団二組・お客さん用布団二組・夏掛け布団二枚・夫婦座布団一組・八端判座布団(お客さん用)五枚・銘仙判座布団(普段用)五枚」などを用意されていました。

昭和の婚礼布団

嫁いだ先の生活場面を考えて、大切なお嬢さんが困らない様に考えられていたんですね。

(昔は、お客さんが泊まりに来た時にきちんと布団を用意する事は、その家の“女の甲斐性”って言われていましたからね。)

 

その後、「羽毛掛け布団・羽毛肌掛け布団・羊毛敷き布団・羊毛固綿敷き布団・枕」のブライダル5点セットを普段用に二組用意する方が増えて、だんだんとお客さん用の布団や夫婦座布団を用意する方は減っていきました。

それでも、婚礼布団というと、おばあちゃんやお母さんの想いが尊重されていました。

 

ですがこの頃は、

  • 布団なんて寝れればなんでもいい
  • 古くなったら買い替えるから安いのでいい
  • 新婚だからダブルサイズがいい
  • 今、使ってる布団でいい
  • ・・・布団の分はお金でちょうだい

 

こんなこというお嬢さんの発言が尊重されるようになって、あんまり婚礼布団を大事に思わないで簡単に考えて選んじゃう方もいます。(寂しいです。。。)

 

そんな場合は5〜6年(早い場合は2〜3年)経つと、いろいろと布団に問題が出てきたりします。

例えば、

  • 蒸れて寝てられない
  • すぐペッチャンコになった
  • 布団の裏がカビで真っ黒になった
  • 寒くて風邪ひいた
  • 赤ちゃんが出来たら旦那さんの寝る場所がなくなった(ダブルの場合)

 

我慢して使うのも可哀想ですが、我慢できずに買い替えに来店する方もいます。

 

「一生に一度の婚礼だから、大切な子供さんだからこそ、良い布団を持たせてあげてください。」

せっかく持たせた婚礼布団が5〜6年でダメにならないように、10年先の家族の変化にも対応できるような高品質な布団を選んでほしいと思います。

 

おすすめの布団は、毎日の睡眠時間が快適に過ごせるのは当然の条件ですが、

その他に、

  • 長く使える(10年以上は使える)
  • 日頃のお手入れが簡単
  • 丸洗いや仕立て直しができる
  • 妊娠中や育児中も快適に過ごせる
  • 1年くらいしたら、「この布団持たせてくれてありがと〜」って感謝される

そんなことを気にかけて選んでください。

 

高い品物も安い品物もそれには理由があります。値段の安いものだけに“コスパ”を見いだすのは悲しく感じます。

本当に良い品物は、値段は高く感じるかもしれませんが、それ以上に“コスパ”が素晴らしくいいです。

 

因みに、どんな商品がおすすめなのか

この道30年のプロがすすめる「持たせて喜ばれる婚礼布団」は!!

 

快適な睡眠には枕と敷き寝具(敷き布団やベッドマットレス)が大切です。

枕は、理想的なのはお二人それぞれオーダーで作る、オーダーメイド枕ですが、予算的なことがあれば、せめて高さが調整出来るセミオーダータイプの枕がおすすめです。

(若旦那さんが、結婚後に若奥さんの美味しい手料理で体重が増えても、高さの調整が出来ます。)

 

敷き寝具は、布団にしてもベッドマットレスにしても、自分の体型に合っていて体圧(体重)を分散してくれるものがおすすめです。

オーダー敷き-1

床敷きタイプはウレタン素材の三つ折り敷き布団がおすすめ!!

体型を測ってオーダーで作る、オーダー敷きふとんはシングルサイズで162,000円(税込)です。

先ずはオーダー敷きふとんの“理想的な寝姿勢”を体験してから、ご予算や寝心地感で選んでください。

(ウレタン系の体圧分散敷きふとんは、シングルサイズで6万・8万・10万・15万円と各種タイプがあります。)

 

ゲルテックス240X

ベッドスタイルの方には、医療先進国ドイツのNo.1マットレス『シェララフィア・ゲルテックスマットレス』がおすすめ!!

寝心地のタイプで価格は違いますがシングルサイズで89,800円(税込)〜です。

 

体格に合わせて、女性と男性で別の品物を選ぶ方もいます。その場合は、彼氏さんも一緒にお店に来てもらわないといけないので、そこまでは、という方は、彼氏さんの体型などをお店の人に伝えて選んでもらうといいです。

スリープスパベーシック

お値段と寝心地で人気なのが、体圧分散敷きふとんの元祖ムアツふとんの進化版『ムアツ・スリープスパ』。シングルサイズで64,800円(税込)〜です。

 

お手頃価格の商品だとメーカー想定使用年数が4〜5年のものになってしまいますので、せめて8年以上の使用想定年数の商品がおすすめです。(理想は10年以上です。)

それに、お手入れが楽なことも選ぶポイントの一つです。

(天日干しが頻繁に必要だと大変ですからね。)

 

寝室の広さも関係ありますが、ダブルサイズはおすすめしません。

ダブルだと隣の寝返りなどが気になって、無意識のうちに睡眠に影響が出ます。

風邪などで具合が悪くなった時も別々になれません。

赤ちゃんが出来れば尚更です、さすがにダブルで3人一緒はキツいと思います。

サイズは、シングル2台もしくはそれ以上のサイズの2台組み合せをおすすめします。

 

掛け布団は、冬用はやっぱり羽毛布団です。

水鳥の種類や品質で値段もいろいろです。

感覚の問題ですが、私は「ダックダウン」で作った羽毛布団は臭いが気になるので、「グースダウン」で作った羽毛布団をおすすめします。

(*あくまでも個人の感想です。*アイダーダックダウンは別です)

 

通称マザーグースダウンと呼ばれる、成熟した水鳥から採取したダウンを使った羽毛布団がいいです。

産地は、ポーランド・ドイツ・ハンガリー・カナダなどがいいです。

側生地はしなやかなものがいいですが、近年は温かくて蒸れない「ゴアテックス加工」の側生地を使ったものが中のダウンの傷みが少なくて大人気です。

ゴアテックス羽毛ふとん

ゴアテックス加工の羽毛布団は、充填羽毛の品質によってシングルサイズ10万円(税込)〜です。

 

羽毛に合わせて使ったり、冬以外に使ったりする掛け寝具は、天然素材のものをおすすめします。

 

  • 木綿わた(綿毛布・タオルケット・和晒し肌掛け)
  • ウール(ウール毛布・ウール肌掛け)
  • シルク(シルク真綿ふとん・シルク毛布・シルクケット)
  • 麻(麻の肌掛け)

 

温度や湿度の調整が大切で、肌触りもやっぱり気持ちいい事が大切なので、天然素材を使ったものをおすすめします。どれも気持ちいいです。

 

主役のお二人が毎日使う布団に良いものを選ばれて、お客さん用は必要があれば「羽毛・羊毛・枕」の3点セットをお持ちになる方が多いです。

その他としては、

夫婦座布団は・・・用意される方は、ほとんどいらっしゃいません。

座布団は、八端判座布団(お客様用)を5枚用意される方が、時たまいらっしゃいます。

先方の親御さんと同居されるとか、新居を新しく建てられたなどの場合は用意するのがいいと思います。

銘仙判座布団(普段用)は生活スタイルやインテリアに合わせた方がいいですので、クッションを選ばれる方もいます。

 

今回のポイント

結婚後に布団の見直しなどは簡単に出来ないので、「良い品物を長く使う」という考え方で選ばれる事がいいです。

枕や敷き寝具(敷き布団やベッドマットレス)は良質な睡眠をする為に大切なものです。自分の体型に合った寝心地感のものを選ぶ事が大切です。

日頃のお手入れが楽に出来るもの。

実際にお店で寝転んでみて、いろいろな寝心地や掛け心地を比べて選ぶ事が一番大切です。