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POSTED | 2026.05.11
CATEGORY | 敷き寝具
50代・60代の「夜中に何度も目が覚める」は敷き寝具が原因かもしれない

こんにちは!「人生を変える眠りのお店 志なのや」5代目の笹原誠です。
「最近、夜中に何度も目が覚めてしまって」
「昔はぐっすり眠れていたのに、50代になってから眠りが浅くなった気がして」
「夜中に目が覚めてから、なかなか寝つけないんです」
こういったお悩みを、50代・60代のお客様から本当によく聞きます。
多くの方が「年のせいかな」と思って、なんとなく諦めてしまっています。確かに、加齢とともに眠りが変化することはあります。でも、「年のせい」の一言で片づけてしまうのは、少し早いかもしれません。
夜中に何度も目が覚める原因のひとつに、今お使いの敷き寝具が関係していることが、実はとても多いんです。
今日は、その理由と、敷き寝具を見直すことで眠りがどう変わるかをお伝えします。「年のせいだから仕方ない」と諦めている方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
① 夜中に目が覚める「体の側の理由」と「寝具の側の理由」
まず整理しておきたいのは、夜中に目が覚める原因には「体の側の理由」と「寝具の側の理由」の両方があるということです。
体の側の理由としては、加齢による睡眠の変化があります。50代・60代になると、深い眠り(ノンレム睡眠)の時間が若いころより減ってきます。眠りが全体的に浅くなるため、ちょっとした刺激でも目が覚めやすくなる。これは生理的な変化として、ある程度自然なことです。
また、女性の場合は更年期のホルモンバランスの変化が、のぼせや発汗・体温調節の乱れを引き起こし、夜中に目が覚める原因になることがあります。
寝具の側の理由としては、体への圧力の集中・蒸れ・体温のこもりなどがあります。この「寝具の側の理由」については、見直すことで改善できる可能性が十分にあります。
「体の側の理由」と「寝具の側の理由」が重なって起きている場合、寝具を見直すだけでも大きく改善することがあります。「年のせいだから」と諦める前に、まず寝具の側の原因を取り除いてみることが大切です。
② 「圧力の集中」が、夜中の目覚めを引き起こすしくみ
では、敷き寝具が夜中の目覚めを引き起こす理由を、もう少し具体的にお伝えします。
人は眠っている間、無意識に寝返りを打ちながら体の特定の部分への圧力を分散させています。ところが、敷き寝具が体に合っていないと、この圧力の分散がうまくいかなくなります。
硬すぎる敷き寝具では、肩や腰骨など骨が出っ張った部分に圧力が集中します。この圧力によって血流が滞り、体はその不快感を感じて目を覚ます、あるいは寝返りを打とうとします。
長年使い続けてヘタってしまった敷き寝具も同様です。腰の部分だけが深く沈み込んで、体が不自然な姿勢のまま長時間過ごすことになります。背骨のカーブが乱れた姿勢が続くと、筋肉が緊張し続け、その緊張が眠りを妨げます。
50代・60代になると、筋肉量や皮下組織が若いころより減ってきます。体側のクッション性が変化してくるため、若いころは気にならなかった敷き寝具の硬さや凹みが、体への負担として感じられるようになってくるんです。
「昔から同じ敷き寝具を使っているのに、最近になって眠りが浅くなった」という方は、体の変化に寝具が追いついていない可能性があります。
③ 「蒸れ」と「体温のこもり」が眠りを浅くするしくみ
夜中の目覚めのもうひとつの大きな原因が、「蒸れ」と「体温のこもり」です。
人が深い眠りに入るとき、体は深部体温をわずかに下げようとします。この深部体温の低下が「眠りのスイッチ」になっています。ところが、敷き寝具の中に蒸れや熱がこもると、体から熱が逃げにくくなり、深部体温がうまく下がらなくなります。
化学繊維の素材や、吸湿放湿性の低い素材の敷き寝具は、この蒸れを引き起こしやすく、汗を吸っても外に逃がす力が弱いため、体のまわりの湿度と温度が上がってしまいます。
さらに、50代・60代は体温調節の機能が若いころより不安定になってきます。発汗のタイミングや量が変化してくるため、蒸れに対してより敏感に反応しやすくなります。
「夜中に目が覚めたとき、なんとなく体が暑い」「背中がじんわり汗ばんでいる」という経験がある方は、敷き寝具の蒸れが眠りを妨げているサインかもしれません。
④ 「夜中に何度も目が覚める」を確認するチェックポイント
敷き寝具が原因かどうかを判断するためのチェックポイントをお伝えします。
✔ 夜中に目が覚めたとき、体の特定の部分が痛い・しびれている 肩や腰など特定の部分に圧力が集中しているサインです。
✔ 夜中に目が覚めたとき、体が暑い・背中が汗ばんでいる 敷き寝具の蒸れが眠りを妨げている可能性があります。
✔ 今の敷き寝具を10年以上使い続けている 素材が劣化して、体圧分散や吸湿放湿の機能が大きく低下している可能性があります。
✔ 腰やお尻の部分が明らかに凹んでいる ヘタりが進んで体が不自然な姿勢になっているサインです。
✔ 旅行先やホテルでよく眠れた 自宅の敷き寝具との差を体が正直に感じているサインです。
✔ 横になると、腰や背中が浮いた感じがする 敷き寝具が硬すぎて、体の凸凹を受け止めきれていない状態です。
✔ 50代以降になってから、急に眠りが浅くなった気がする 体の変化に現在の寝具が合わなくなってきている可能性があります。
ひとつでも当てはまるものがあった方は、敷き寝具が夜中の目覚めに影響している可能性があります。
⑤ 敷き寝具を見直すと、眠りはどう変わるか
敷き寝具を体に合ったものに見直すと、夜中の目覚めにどんな変化が起きるのでしょうか。
一番大きな変化は、「夜中に目が覚める回数が減る」ことです。圧力の集中や蒸れによる不快感がなくなることで、眠りが深くなり、途中で目が覚めにくくなります。
次に、「朝の目覚めがすっきりする」という変化があります。夜中に何度も目が覚めていた方が、朝まで続けて眠れるようになると、疲労回復が大きく進みます。「寝ても疲れが取れない」という感覚が改善されることが多いです。
また、「寝返りがスムーズになる」という変化もあります。体圧分散の機能が高い敷き寝具に変えることで、少ない力でスムーズに寝返りが打てるようになります。寝返りがスムーズになると、圧力の集中を体が自然に解消できるようになり、目が覚めにくくなっていきます。
「夜中に何度も目が覚めるのは年のせいだから仕方ない」と長年諦めてきた方が、敷き寝具を見直したことで「朝まで眠れるようになった」とおっしゃるケースを、私はこれまで何度も見てきました。諦める前に、ぜひ一度試してみてほしいのです。
まとめ
50代・60代の「夜中に何度も目が覚める」は、加齢だけが原因ではありません。今お使いの敷き寝具が関係していることが、実はとても多いんです。
- 夜中の目覚めには「体の側の理由」と「寝具の側の理由」の両方がある
- 硬すぎる・ヘタっている敷き寝具は、圧力を一点に集中させて眠りを妨げる
- 吸湿放湿性の低い敷き寝具の蒸れが、深部体温の低下を妨げる
- 50代・60代は体の変化から、若いころに合っていた寝具が合わなくなることがある
- 敷き寝具を見直すことで、夜中の目覚めが改善されるケースが多くある
「夜中に目が覚めるのは年のせいだから」と諦めている方、その前にぜひ一度、今お使いの敷き寝具を見直してみてください。
志なのやでは、実際に体を横にしていただきながら、今の体にどんな敷き寝具が合っているかを一緒に確認することができます。「最近になって急に眠りが浅くなった」「夜中の目覚めが気になっている」という方のご相談、大歓迎です。
その一歩が、毎朝の目覚めを変えるきっかけになるかもしれません。
お電話でも、お問い合わせフォームからでも、直接のご来店でも、いつでもお待ちしております!
この記事は「睡眠環境・寝具指導士」「睡眠改善インストラクター」「ムートンマイスター」の株式会社志なのや代表取締役・志なのや五代目の笹原誠が書きました。
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